11/19は千葉県勝浦のとき々堂にて、金継ぎワークショップの二日目でした。
一日目で割れの接着と欠けの埋めを行い、二日目では粉蒔をやります。
一日目(10/9)二日目(11/19)の間に、参加者の方々の器たちを仕上げなければいけませんので、実は大変です。
40弱の器の下地を整えるのですが、
① 割れ→接着した部分からはみ出た漆を削り、錆漆を入れる
欠け→錆漆を削り、足りない部分にはもう一度錆漆を入れる
②錆漆がキレイに整えられたら、漆を塗る
③漆部分を炭で軽く研ぎ、もう一度漆を塗る
ざっくりこんな感じの工程ですが、様々な割れ欠けがありますのでスムーズに進まない物もあり、けっこうギリギリまで作業する事になります。
また急に気温が下がったことで、漆の硬化が遅くなり作業が遅延しました。
しかし、色んな器と接せられるので良い経験になります。
参加される方の思いやエピソードを聞くことで、その器に対する向き方も変わりますので、手の入れ甲斐が変わります。
やる気も大きくなるのです。
大変ですけど…
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